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福島で「ポルノグラフィと性暴力・性被害」シンポを開催

 10月11日、福島県郡山市で、NPO法人メディア・イコールと私たちの会の共催によるシンポジウム、「ポルノグラフィと性暴力・性被害――女性や子どもへの被害をなくすために」が開催されました。
 シンポでは、先般私たちの会が行なった「ポルノ被害アンケート」調査の結果にもとづき(『ポルノ被害の実態と分析――論文・資料集4号』として出版)、私たちの会のスタッフメンバー6人が、「ポルノ被害」というコンセプトの重要性や、ポルノ被害の実態、一人一人に何ができるかなどを中心に報告を行ない、参加者と熱心な質疑が行なわれました。参加者数は40数名、うち男性が10名強いました。大学生を含む市民のほかに、自治体職員、市議会議員、児童擁護施設職員、メンズリブ福島メンバーなど、多彩な顔ぶれが参加しました。
 報告は、「ポルノ被害とは何か」「アンケート結果の概要」「家庭内で女性・子どもが受けるポルノ被害」「盗撮、ポルノ・コラージュなどによる被害」「ポルノの制作過程で生じる被害」「ポルノが助長する性犯罪」「私たちに何ができるか」の7本立て。参加者は、アンケート結果に表れた、ポルノの制作過程・消費過程で生じているさまざまな性暴力の実態に驚きつつも、私たちの提起をしっかりと受け止めてくれました。「ポルノグラフィは男性にとってはファンタジーでも、女性にとっては強制的性行為の現実だ」ということが、多くの参加者に共感をもって受け入れられたと思います。
 質疑の時間では、男性にポルノの問題性を「気づか」せるための「ポーズ・ワークショップ」、アメリカの反ポルノ公民権条例についての質問、ポルノ産業を支える経済的問題などが出されたほか、「制作者を重く罰する法律が必要な半面、被害者救済には法的解決だけでは不十分で、より幅広い支援が必要」という意見や、「子どもがポルノと付き合う能力を高める教育の重要性」を訴える意見など、性犯罪の被害者や子どもと接する現場からの貴重な提案が出されました。
 シンポの終了後、今回のシンポの準備に尽力してくださったメディア・イコールのメンバーのみなさんと交流の場を持ちました。この場を借りて、改めてメディア・イコールの皆さんに感謝申し上げます。