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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■虐待やDVからの立ち直り、自身の体験語る―作家・藤木美奈子さんが講演/大分
[毎日](2004年5月17日)
 虐待やDV(ドメスティック・バイオレンス)の体験がある作家、藤木美奈子さん(44)の講演会が16日、大分市のコンパルホールであった。DVやいじめに取り組む大分市のNPO法人「えばの会」(吉本寛子理事長)主催で市民約50人が参加、藤木さんは「自尊心を取り戻すことが立ち直りの核になる」と語った。
 藤木さんは10歳の時に母親が自殺未遂を起こし、義父から性的虐待を受けるようになった。しかし、何をどう話したらよいのか分からず、小学校の作文で「死ね、殺せ」と乱暴な言葉を書き連ねて助けを求めたが、誰にも通じず、感情を押し殺すようになった。18歳で結婚し、夫が暴力を振るうようになっても「自分が悪い」と耐え続けた。
 26歳で離婚。人間不信で転職を繰り返したが、自分の思いを大切にしていないことに気付き、立ち直ったという。現在は再婚し2児を育て、女性の経済的自立を助けるNPO法人「WANA関西」代表理事も務める。藤木さんは「男の人たちも積極的にDV問題に取り組んでほしい」と訴えた。【井上元宏】