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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■春日部・女子中学生監禁 逮捕監禁容疑で男を逮捕―両親の執念が実る/埼玉
[毎日](2004年3月23日)
 ◇昨年2月
 ◇張り込み、情報提供決め手
 春日部署は22日、自転車で帰宅途中の当時中学2年の女子生徒(15)に昨年2月、軽ワゴン車を接触させ車内に監禁したとして、春日部市豊野町1、文具店経営、I容疑者(38)を逮捕監禁容疑で逮捕した。容疑者逮捕は「娘が安心して学校に通えるようにしたい」という両親の執念が実った結果だった。1年以上に及ぶ張り込みや巡回が捜査員の背中を押し、事件解決に結びついた。【高木諭、高島博之】
 調べでは、I容疑者は昨年2月18日午後5時50分ごろ、同市樋籠の農道で、自転車で帰宅途中の同市内に住む女子生徒に、後ろからワゴン車で近づいて接触。転倒した女子生徒が走って逃げるのを追いかけて「大声を出すと殺すぞ」とナイフを突き付け、車内に押し込んでガムテープで目を覆い、両手をタオルで後ろ手に縛って車を発進させた疑い。女子生徒はすぐにタオルをほどき、走行中のワゴン車から飛び出して無事だった。I容疑者は容疑を認めているという。
 女子生徒の両親によると事件後、女子生徒は1人で外出できなくなった。「また、襲われるのではないか」という恐怖心からだった。「不安を解消するには容疑者を捕まえるしかない」。そう考えた両親は、女子生徒の記憶を元に容疑者と車の特徴を書いたチラシを作製し、現場周辺の住民たちに配って、協力を呼び掛けた。その一方で周辺の張り込みも始めた。
 事件から約2カ月後。「現場周辺をうろつく不審車を見た」という情報が近くの住民からもたらされた。その後、両親も学校や現場付近でこの車を確認し、尾行して、住所の特定にこぎつけた。
 だが、警察に知らせても逮捕には結びつかなかった。隣接する庄和町でも女子中高生を狙った通り魔事件が続発した。「もうだめなんだろうか」。両親が弱気になり始めた昨年11月、女子生徒が再び現場付近で容疑者に似た男を見かけた。両親はすぐに警察に通報、捜査強化を改めて求めた。
 18日に春日部署に事情を聞かれたI容疑者はいったんは否認したが、22日朝、自ら出頭し「自分がやりました」と供述したという。
 逮捕の知らせに女子生徒の母親は「恐怖のため、娘は今も自転車に乗れないでいる。逮捕がきっかけで心の傷が癒えてくれれば」と話している。同署の多田善利署長は「証拠がなく、時間がかかったが、両親の情報が逮捕の端緒になった」と説明している。