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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■「女性開放」の世界遺産に、市民団体が要請書手渡す
[奈良](2003年10月15日)
 女性の地位向上を目指す団体「I(アイ)女性会議・なら」(藤原智代代表)は13日、吉野町吉野山の金峯山寺を訪れた国際記念物遺跡会議執行委員、ソウル国立大学教授ホアン・キーウォン氏に、山上ケ岳(通称、大峯山)の「女人禁制」問題を直訴。女性への開放を願う声を、遺産登録に際して反映してほしいと要望した。
 天川村洞川の山上ケ岳山頂の大峯山寺(重要文化財)周辺の約10キロ四方が宗教上の理由で「女人禁制」の伝統が守られていることに対し、同団体は「国立公園に存在する公共の場であり、誰もが遺産や景観を楽しめるはず。女性の立ち入りを禁じたまま、世界遺産に登録されることは容認できない」と訴えている。
 ホアン氏らの一行が金峯山寺に到着すると、同会議の垣渕幸子事務局長らは要望書を渡し、ハングル文字の横断幕などで女性開放をアピールした。
 日本山岳修験学会会員の研究者木津譲さんもこの日、世界遺産登録されているギリシャのアトス山の「女人禁制」と大峯山の問題とは「本質的に違う」として、ホアン氏に文書で理解を求めた。
 木津氏は、出家した修道士が世俗と断絶して修行をするアトス山と、男性のレジャーやハイキングを認め、大半の修験者が妻帯者である大峯山とは「女人禁制」のあり方が大きく異なるとしている。
 大峰山護持院の住職らは平成9年、「女人禁制」の伝統を廃止することを決めたが、信徒の大きな反発で実現していない。