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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■痴漢被害者の9割「泣き寝入り」 県警がアンケート 迷わず警察に相談を/和歌山
[毎日](2003年8月22日)
 「痴漢被害に遭ったことがある」という県内の女子高校生、女性会社員323人のうち、被害届を出した人は約1割にとどまることが、県警鉄道警察隊が実施したアンケートで分かった。「大した被害でない」「恥ずかしい」が主な理由だが、同隊は「泣き寝入りせず、勇気を持って届けて」と呼びかけている。 【花牟礼紀仁】
 アンケートは昨年に続いて2回目。今年は6月20日〜7月15日、県内4校の女子高校生1871人と銀行など3企業の女性会社員150人の計2021人を対象に実施。回答率は89・5%。痴漢被害の経験者は高校生269人、会社員54人に上ったが、被害届を出したのは34人にとどまった。
 被害に遭った時の回避行動では、「場所を移動」「怖くて何もできない」が197人。「加害者を注意する」「手で振り払う」などの積極策は100人だった。被害後は「悩まない」が227人で最も多かったが、62人が「列車に乗れない」「男性が怖い」と精神的な負担を訴えた。
 同隊によると昨年、痴漢の被害届は13件出され、うち3件を検挙。今年上半期(1〜6月)は届け出7件のうち4件を検挙した。路線別では、JR阪和線、同和歌山線、同紀勢線、南海貴志川線の順に被害が多い。朝のラッシュ時よりも帰宅時間帯に多く、比較的すいた時間帯でも被害が発生しているという。
 また、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラでの盗撮被害も後を絶たないという。今年4月には、駅の階段の下から、デジタルカメラでスカート姿の女性を隠し撮りしていた男を現行犯逮捕。この男はJR線の車内で痴漢行為も働いていた。
 同隊は、被害届を出した女性が列車に乗る際、男女の警察官が同乗、警戒するなどの対策をとっている。山中昭男隊長は「被害を防ぐために友人、知人との通勤、通学を勧めたい。痴漢に遭ったら、迷わず警察に相談してほしい」と話している。