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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■わいせつの元中学教師に有罪判決 大阪
[産経](2003年2月25日)
 大阪府堺市の市立中学校で担任クラスの女子生徒(13)の胸などを触ったとして、強制わいせつ罪に問われた元同校教諭の被告(51)=懲戒免職=の判決公判が25日、大阪地裁堺支部で開かれ、湯川哲嗣裁判官は懲役2年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。
 判決によると、同被告は昨年10月、校内のいじめについて相談を持ち掛けた女子生徒を始業前の空き教室に呼び出し、体を触った。
 女子生徒の告訴を受け黒山署が逮捕、大阪地検堺支部が起訴した。
 1月の論告求刑公判で女子生徒は「私は泣き寝入りしたくない。先生はきちんと謝ってほしい」と意見陳述。「すごく好きな先生だったのに信じられない。殴ってやればよかった」と怒りをぶつけた。
 論告で検察側は「担任教師の立場を利用した卑劣な行為」と指摘していた。
 
■中学教諭・わいせつ、被害少女の「不満」、「人間として謝って」と漏らす
[ZAKZAK](2003年2月25日)
 紺色の制服姿の少女が傍聴席からかつての担任を見据えた。25日、大阪地裁堺支部で開かれた元中学教諭、Y被告(51)の判決公判。強制わいせつの被害に遭った女子生徒(13)は母親に付き添われ、法廷で傍聴した。
 約10分間の判決言い渡しの間、直立して肩をすぼめる被告の後ろ姿に、女子生徒は険しい視線を向け続けた。
 代理人の喜多裕之弁護士によると、女子生徒は判決で執行猶予が付いたことに不満そうだったが、求刑通りの刑となった意味を説明すると、納得した様子に変わった。
 ただ、これまでの被告の謝罪については「言い訳のよう」と感じていて「教師という立場からではなく、人間としてきちんと謝ってほしい」と話したという。
 
■周囲の言動で二次被害も 告訴、法廷陳述した生徒
[共同通信](2003年2月25日)
 25日判決を迎えた元中学教諭Y被告(51)の強制わいせつ事件では、被害を受けた女子生徒が刑事告訴し、法廷で意見陳述したことで、詳しい経緯が明らかになった。しかし勇気を奮って行動した女子生徒は周囲の言動で傷つくことも多かった。
 女子生徒の代理人の喜多裕之弁護士や公判でのやりとりによると、事件直後友人やほかの先生に相談した女子生徒に対し、Y被告は誰に話したのかを聞いてきた。女子生徒は事件翌日「泣き寝入りしたら先生は犯罪を繰り返す」と考え、刑事告訴した。
 告訴したことで事件が表面化、女子生徒は友人から「あんたは先生の人生をめちゃくちゃにした」と非難されたり、先輩から「こいつはセクハラ(性的嫌がらせ)されたやつや」とからかわれるなど、「二次被害」に苦しむようになる。
 強い不安による急性ストレス障害と診断されたが「事件のことは思い出したくないが裁判で話がしたい」と1月の論告求刑公判に出廷。「好きな先生だったのに信じられない。殴ってやればよかった」と怒りをぶつけた。
 しかし公判でY被告の弁護側が「中学校の同僚教諭2、3人が寛大な刑を求める嘆願書に署名しようとした」と述べたことから女子生徒は強いショックを受け、数日間は登校できなくなったという。
 被告側の弁護士は「署名の話は間接的な情報で本当かどうかは分からない。女子生徒がショックを受けるとは考えなかった」と説明。
 女子生徒側の喜多弁護士は「女子生徒は多感な年代で、周囲の人が被害者の心理を理解して、心のケアに努めてほしい」と話している。