ニュース
このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
■児童買春摘発100人越す
[神奈川](2003年1月30日)
◆出会い系絡みは4倍増
県内で児童買春容疑での摘発が昨年、初めて100人を突破したことが29日、県警少年課のまとめで分かった。「出会い系サイト」利用が6割を占めており、同サイトが"福祉犯罪"を助長している実態を反映している。
昨年の児童買春事件の摘発は104人(前年比57・6%増)で、1999年11月の児童買春禁止法施行後、初の3ケタとなった。
このうち出会い系サイト絡みは62人(313・3%増)と前年の4倍に急増。同サイトで知り合った女子中高校生らにみだらな行為をしたとして、財務省係長や著名漫画家、CM演出家らも逮捕されている。同サイト絡みの県青少年保護育成条例違反容疑での摘発も19人(5%減)いた。
児童買春の被害少女は76人(375・0%増)で、高校生33人(371・4%増)が最も多く、ついで中学生が30人(500%増)。中高校生が82・9%を占めた。年齢別では15歳が最多の27人。16歳の20人、17歳の16人と続いた。13歳も6人いた。
被害少女の中には、毎月の小遣いが1万5千円で、携帯電話の使用料が月2万円かかったため、その穴埋めに出会い系サイトにメッセージを書き込んで被害に遭った女子高校生がいた。
こうした被害を防止するため警察庁は昨年12月、出会い系サイトに買春相手を探す書き込みをするのを法律で禁止する案を公表、罰則も検討している。
一方、テレホンクラブ絡みの児童買春事件の摘発は33人(13・2%減)と減少。県警生活安全総務課によると、出会い系サイトの興隆などで昨年3月末には130店(うち店舗型は37店)あったテレクラが年末には30店(同21店)に減少している。
少年課は「出会い系サイトでの被害をなくすため放任せず、家庭でも携帯電話の使用に注意するようにしてほしい」と促している。