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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■[ほんまかいな?]成人映画 女性に静かなブーム 「自立」に共感/大阪
[毎日](2003年1月24日)
 男性向けの成人映画が、このところ女性に人気という。東京ではミニシアターで女性限定の上映会、大阪でも昨年4月から月一回、女性専用席を設ける映画館が出てきた。インターネットのホームページも登場するなど、静かなブーム。成人映画がなぜ、女性に受け入れられ始めたのか探った。 【藤後野里子】
 昨年11月下旬。北区の「東梅田日活劇場」で、女性限定の成人映画鑑賞会が開かれた。年下の男性に恋をし、性に目覚める専業主婦を描いた作品だ。全裸の女性が、スクリーンに映し出される。約70席がほぼ埋まった客席では、最初ひそひそ話が聞こえたが、話が進むにつれ、身を乗り出してじっとスクリーンを見つめる人が目立った。
 この日は、300本以上の成人映画をつくった女性監督の浜野佐知さんが、「最も女性に見てほしい」という3作を上映した。舞台あいさつで浜野さんは「女性がモノとして扱われるのではなく、女の性を女性の視点で表現したかった」と語り、会場から大きな拍手が起こった。
 大阪市の女性(23)は「今までずっと見たかった。ただ『女が見るものではない』という周囲の視線があって、なかなか映画館に入る勇気や機会がなかった」という。会社員の女性(28)は「男性に従属しない自立した女性像が描かれている」と共感する。
 その一方で、抵抗感を覚えた人もいた。40代の女性は「女性監督の作品だから見にきたが、やはり性の商品化であることにかわりない」と不快感をあらわにした。
 インターネットでは女性ファン向けのホームページもある。運営する「ロマンポルノ女性友の会」の井田祥子さん(27)は「若い女性は既成概念にとらわれず、何か面白いことを探すきゅう覚にたけている。ポルノというだけで見ないのはもったいない」という。
 ポルノの賛否は別として、女性が性を語ることを封じ込めてきた社会が徐々に変わりつつあることは間違いないようだ。ジャーナリストの宮淑子さんは「男も女もない時代だから、こうした動きは当然。ただ成人映画には、性の神話や暴力に満ちたものが多い。女性の性的欲望などに主眼を置いた作品がもっとあれば」と分析する。
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