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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■改善迫られる女性専用車 単独障害男性に負担
[神戸](2003年1月23日)
 電車内の痴漢被害の防止を目的に、兵庫県内のJRや神戸市営地下鉄などで運用が始まった女性専用車で、視覚障害などがある男性が知らずに乗車し、トラブルになるケースが起きている。子どもを除けば男性は乗車できない専用車両。しかし、視覚障害者にとって、生活訓練で体得した乗降位置の変更は負担が大きく、鉄道各社は今後、改善が求められそうだ。(松本茂祥)
 男性のうち女性専用車に乗れるのは、女性同伴で、小学6年以下(JRは同伴なしでも可能)▽介護が必要な人か介護者が女性の場合に限られる。障害者男性の単独利用は認められていない。
 昨年12月から女性専用車を導入した神戸市営地下鉄には、視覚障害や車いすに乗った男性から「従来通りの位置から乗せてほしい」「専用車両が分からない」といった意見が寄せられている。
 また、本紙イイミミにも障害がある男性が駅員から他車両への移動を求められて拒否し押し問答になっていたという目撃情報や視覚障害者のサポートをしている団体職員から白いつえの使用者の適用除外を求める声が寄せられた。乗車時だけでなく、降車する際にホームの位置も変わるため、歩くルートも変更されることになるという。
 視覚障害者が一人で電車が利用できるまでに1年近くを要することもあるといい、乗車位置の変更で再訓練を余儀なくされる。また、視覚障害者が女性専用車と認識できる誘導設備もない。
 市交通局運輸サービス課は「導入当初は想定していなかった問題」とし、「女性に安心して乗ってもらうという専用車の目的を守ったうえで、柔軟に対応したい」と具体的な検討に着手。障害がある男性が乗車できるよう利用客の要件を見直していくことにしている。
 JRと地下鉄の導入前に登下校の再訓練をしたという神戸市内の盲学校の教諭は「生徒が誤って乗車し痴漢のように見られてしまうこともある。弱視者にも分かるよう車両の色分けや駅員による誘導などの対応をとってほしい」と指摘している。
 関西では大阪市営地下鉄だけが、昨年11月の導入当初から白いつえを持った視覚障害者の乗車を認めている。