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このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
■[岡山支局長のぐる〜ぷ訪問]ウィメンズセンター岡山 DV相談など幅広い活動/岡山
[毎日](2003年1月22日)
「ウィメンズセンター岡山」は、男女が性別にかかわりなく同等に参加できる社会を目指す、女性だけのグループだ。スタートして12年。岡山市など行政とも手を組みながら、セクハラやドメスティック・バイオレンス(DV=配偶者からの暴力)の相談業務など、幅広い活動を続けている。
91年秋、講演会、映画会などを開いてきたグループ「GOJOんな(ごじょんな)」を母体に、ほぼ同世代の女性5人が集まって設立した。スタッフの入れ替わりもあったが、目指したのは、常設拠点を持つ「女の体と心について学び、支え、育て合う場」だった。
センターはスタッフの一人、林順子さん(英語講師)の自宅など同市内を3回移り、99年9月から旭川べりの現在地(借家)に落ち着いた。築数十年の平屋建て2Kで、6畳の和室はイベント案内などを大量に張り出して楽しい雰囲気。「発足当時、岡山には自分たちの拠点を持つ運動体はなかった。古い家だけど、気持ちの和む場所だと思う」と林さん。
ここを毎週水曜の午前10時〜午後4時と、毎月第2土曜の午後6時〜8時に開放する。関心を持って訪れる女性たちで満杯の時も多く、サロンのようなにぎわいになるという。開放日はすでに700日に達した。
活動の目玉の一つ、電話相談受け付けは毎月第3土曜の午後2時〜5時。女性からの電話だけを受け止め、「体と心」を軸にした相談は累計で900件に及ぶ。スタッフたちは親身になって相談に応え、支援・救済の受け皿となる関係機関の紹介なども心掛ける。
もう一人の島村恵子さんは団体勤務で、長く家族と関東にいて92年にUターン。センターが主催する講座などに積極的に参加し、99年にスタッフ入りした。「私たちは医療の専門家ではない。けれど、悩みを丁寧に聞き、問題を整理するお手伝いができればと思う」
杉村洋子さんは公民館勤務。80〜90年代に活動した「岡山女性学研究会」にも加わった。「男女共同参画の市条例づくりのように、行政や他の運動体との連携で新しいことができる」と話す。
さまざまな「街づくり」運動にも加わっているのが染色家の徳田恭子さん。「男女共同参画という共通の目標に向け、多くの人たちと語り合っていくのが素晴らしく楽しい」。もう一人の時岡世津子さん(取材時は欠席)は県施設の相談員。
センターを支える会員は県内を中心に約150人(会費は1カ月500円)。2カ月に1度の「センターニュース」は約260部を送る(1月下旬に69号を発行)。00年には活動が評価され、地元紙の表彰も受けた。
スタッフたちは口をそろえる。「5人の個性が違っているから、ここまで続いてきた。継続する難しさと楽しさも味わっている。どうぞ皆さん、お声を掛けて下さい」
センターの常設電話は086・274・5059。所在地は同市平井6の17の34。 【高田茂弘】
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◇メモ
男女共同参画条例 センターもかかわったのが岡山市の同条例制定。審議会委員の男女比をいずれも4割以上にする、市独自のDV対策に取り組む、などを盛り込んでいる。市民代表ら17人がまとめた条例案を元に01年6月に公布、02年4月に施行された。