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このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。 ■性被害の引き揚げ女性に「中絶手術」 医師顕彰の石碑建立 右京・養徳院 [京都](2002年11月26日) 終戦直後、旧満州(中国東北部)や朝鮮半島などで性的被害を受けて妊娠した女性の引き揚げ者に、人道的な立場から中絶手術をした保養所の医師を顕彰する石碑が、京都市右京区の妙心寺塔頭・養徳院にこのほど建立された。医師と親交のあった横江桃国住職(50)は「戦争がもたらした悲劇の史実と、故人の勇気を後世に伝えたい」と話している。 医師は、福岡県の2日市保養所で勤務していた故秦禎三さん(1912−2001年)。今月17日の一周忌に、養徳院内にある秦夫妻の墓前に、横江住職が横90センチ、縦80センチの石碑を建立し、法要した。 住職が記した碑文などによると、終戦直後、博多港への引き揚げ者の中には、旧ソ連兵らから暴行を受け、妊娠した女性が少なくなかった。秦さんら2日市保養所の医師2人は、当時の「堕胎罪」に問われるのを覚悟で、被害女性から相談を受けた上で、46年6月から翌年4月までの間に二百数十人に中絶手術を施したという。 横江住職は、大分県内で修行中の30数年前に秦夫妻と知り合い、交流を続けた。「故人は過去の重い事実を長年、胸にしまっておられた。直接言葉にされたのは、亡くなる数年前だった。医師としての職を賭(と)した慈愛と勇気を見つめ、2度と戦争を繰り返さない誓い深めたい」と話す。参拝には養徳院Tel:075(461)2898に事前連絡が必要。 |