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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■教諭2人懲戒免職、県教委 わいせつ事件続発―千葉
[東京](2002年11月21日)
 県教育委員会は20日、定例教育委員会会議を開催し、わいせつ事案での懲戒免職を含む教諭7人の処分を決めた。政令指定都市の千葉市を除く県内の公立小中学校、高校では、わいせつ関連の教諭の不祥事が本年度だけで計6件(うち懲戒免職は5件)に達することになり、事態を重く見た県教委は、同日開いた「市町村教育委員会教育長・地方出張所長・県立学校長合同会議」で、教諭のわいせつ、セクハラ行為には、より厳しい姿勢で臨む姿勢を強調した。
 県教委によると、わいせつ事案で懲戒免職処分になったのは、市川市立大洲小学校のSK教諭(40)、干潟町立西小学校のSM教諭(28)の2人。
 SK教諭は、今月6日午前7時20分ごろ、JR総武快速線上り電車で通勤途中、乗り合わせた女子高生の衣服の上から胸などを触ったとして、県迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕された。
 SM教諭は、昨年6−7月ごろ、水泳の授業の更衣室として使用していた児童会室で3回にわたり、女子児童が衣服を入れておいた袋から下着を取り出し、ビデオカメラで撮影。また、昨年秋ごろから先月まで8回にわたり、女子トイレにビデオカメラを設置し、児童を「盗撮」した。
 SM教諭は、教室の書棚に、アダルトビデオや自分が撮影したビデオなど計44本を隠していた上、女子児童にカメラを仕掛けたトイレに入るよう促すなど、不審な行為があったことから、女子児童が女性教諭に相談し発覚。SM教諭は「教師になる前から、小さい子どもに興味があった」などと話したという。
 SM教諭は、新卒で赴任した前任校でも1998年10月ごろから、20回程度、「盗撮」を繰り返していたと説明しているといい、県教委は、SM教諭のこれまでの上司の西小の現在の校長と、前任校の佐原市立竟成小の2代にわたる校長の計3人を戒告処分にした。
    ◇
 また、県教委は、体罰や交通事故を起こしたとして、県北東部の生物担当の県立高校男性教諭(35)と、県南部の小学校男性教諭(44)の2人を戒告処分とした。
 県教委によると、県立高教諭は、担任する女子生徒がホームルームの時間に下を向いていたことを理由に、生徒指導室で制服の襟をつかみ平手で左ほおを殴るなどした。さらに、この教諭は殴った後も女子生徒を理科研究室に連れていき、目の前でいすを急に押しやったり除湿器をけったりするなどして“指導”。女子生徒は約15分にわたり正座をしていたが、泣きじゃくって過呼吸になり、保健室で手当てを受けたという。
 小学校教諭は昨年3月、自家用車を運転中に前方不注意で歩行者をはねて死亡させた。
  ■今回含め5年で29人
 千葉市内で開かれた緊急合同会議では、1998年度以降、県立高校と公立小、中学校教諭によるセクハラ・わいせつ事案による処分が、今回を含めて計29件に上ることが報告された。県教委の清水新次教育長は「わいせつ行為は、子どもたちへの愛情の欠落。わいせつ行為を排除する姿勢を明確にして、厳しい処置で臨むつもりだ」と話した。
 県教委の発表によると、県立高校は19件。内訳は、ナイフで脅かして胸を触るなどの一般女性に対する犯罪が3件。同僚女性へのセクハラが1件。残る15件は女子生徒に対するものだったが、うち5件が運動部顧問が部員を相手にするなどした強制わいせつだった。
 また、教師と生徒の交際も8件あった。2件はメールなどを含む言葉によるセクハラ。
 小中学校は10件で、うち6件が、宿泊を伴う行事で就寝見回り中に女子児童にキスするなどの強制わいせつ行為。2件がテレクラで知り合った女子中学生への買春行為。2件が盗撮だった。
 長谷川昭彦学校指導部長は「生徒、保護者に校内にセクハラ相談窓口があることを周知徹底する」などの対策を各校長らに呼びかけた。
 県教委とは別に、千葉市教委は本年度、教諭3人を懲戒免職にしているが、うち2人がわいせつ事案だという。