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 このコーナーでは、一般紙や地方紙のサイトからポルノ・売買春問題や性暴力・性差別にまつわる事件・情報を転載します。ただし、容疑者および被害者の実名や住所の一部は、著名人・公的人物やポルノ業者などを除いて、伏せています。
 
■犯罪被害者の支援充実へ 京都犯罪被害者支援センターが英国のマニュアル完訳/京都
[毎日](2002年10月18日)
 犯罪被害者支援の先進国、英国で使われている支援マニュアル集を、京都犯罪被害者支援センター(事務局・上京区、大谷實理事長)がこのほど完訳した。全国初の取り組みで、今後国内の支援団体などに配布する。同センターは「日本の被害者支援は歴史が浅くまだ未熟。将来の日本モデルを作る土台として活用したい」としている。 【野上哲】
 原書は英国の民間支援団体「ヴィクティム・サポート」(VS、本部・ロンドン)作成の「ボランティア志願者のための基本トレーニング・プログラム」など3部作。VSは74年設立で全国300以上の地方組織がある。公的補助を受けて警察とも連携し、緊急援助電話や法廷付き添いなど幅広い活動をしている。
 マニュアルの目的は、犯罪が被害者に与える影響の理解▽守秘義務の順守▽被害者からの聴き取りや訪問方法――など基本知識や技術の習得。VSが長年蓄積した実績や経験が盛り込まれている。家庭内暴力(DV)など具体的事例を基にセッションを行い、参加者同士が「自分ならどう判断するか」を徹底議論しながら学ぶ実践的な研修であることが特徴だ。
 現在、同センターでは約20人のボランティアが電話相談などの支援活動に従事。警察からの被害者情報の提供などを得られる「早期援助団体」の指定を目指している。メンバーは昨秋、英国を訪れVSを視察した。今回の翻訳集もテキストとして活用し、支援内容の充実を図る。
 同センターの宮井久美子事務局長は「深い傷を負った被害者に向き合う者には、細心の注意と息の長いかかわりが求められる。志だけで仕事はできない。専門知識とセンスが必要で、マニュアル集はそれを磨く大きな支えになる」と話している。
 京都犯罪被害者支援センター(075・415・3008)。